皆さんは愛犬とのコミュニケーションを毎日しっかりとれていますか?
我が家ではゴールデンレトリバー♂を飼っているんですが、大型犬なのでしつけのときも遊ぶときも全力。こちらがヘトヘトでも物足りなそうな顔だったりして、結構体力を使います。
私はこれでもかっていうくらい愛情を注いでいるつもり。
全然足りないよー!
しかし「今日は疲れちゃった」という時にはついつい遊びに手を抜いてしまったり、子供の頃はやんちゃで思いがなかなか伝わらず一方通行に頭を抱えたこともありました。
(どうしたらいいんだろう…)と愛犬との関係に、悩んでいる飼い主さんも沢山いるのではないでしょうか?
そんなときは西野カナさんの名曲『トリセツ』を自分の愛犬に当てはめながら聴いてみてください。思わず「うちの子の曲では!?」と思うほど、わんちゃんに当てはまるメッセージが沢山隠されているんです。
名曲「トリセツ」には愛犬からのメッセージが詰まってる!
歌詞と照らし合わせてみると、思わずクスッとするような愛犬と重なる歌詞があるのではないでしょうか?愛犬のことをちょっと理解できるようなそんな歌詞に、思わずギュッと抱きしめたくもなります。
※実際は犬の歌ではありません(知ってる)
選んでくれてどうもありがとう。
全てはここから始まります。私たちは世界中に沢山いるワンちゃんの中から、たった一匹の愛犬と巡り合いました。
小さな頃はやんちゃで言う事を聞かない子でも、しっかりと向き合って愛情をたっぷり注いでいけばその思いは必ず愛犬にも届きます。
飼い主さんの目をしっかりと見つめるその幸せそうな顔からは、「選んでくれてありがとう♪」という声が聞こえてきませんか?
おまけに「ずっと優しく扱ってね、返品交換は受け付けないよ!」というセリフもww
飼い始める前には犬種のことを調べたり、その子の性格にあった向き合い方を考えていくことも大切ですね。
急に不機嫌になることがあります。
これはもう、あるあるでは?ワンちゃんにも反抗期があります。昨日までお利口だったのに、急に言うことを聞かなかったり…。
もちろん理由を聞いても答えてはくれませんし、むしろウザそうな顔をされます。それなのに放っておとくと怒って噛みついたり、跳びついたり玩具を振り回して物にあたったり。
頭を抱える飼い主さんの気持ちなんて知る由もなく、あからさまにため息をついてふてくされたり、気分屋でまるで人間みたいですよね。
――しかし、そんな時でも懲りずにとことん付き合ってあげましょう!
意外と賢い子ほど飼い主さんを試していたりしますので、立ち位置が決まる重要な瞬間でもあります。
定期的に褒めると長持ちします。
ちょっとしたことでも褒めてあげましょう。ワンちゃんは褒めると伸びるのです!オヤツやおもちゃなど、ちょっとしたプレゼントも効果的です。
少しでもできてたら成功したようなもの。小さい頃はトイレがはみ出しちゃっても大目に見てあげてください。そのうち上手になるので怒らず諭してあげましょう。
あちこち噛んだり壊したり、小さな怪獣にはちょっといたずらしたい時期もありますが、そんな時は代用できるおもちゃを用意してあげてくださいね。
でもセンスも大事です。わんちゃんにも好き嫌いがあるのです。
小さな変化にも気づいてあげましょう。
さっきまで元気いっぱいの子でも突然ぐったりして嘔吐してしまったり、時には飼い主さんが動揺してしまうこともあります。
遊んでいてケガをしたり誤飲してしまったり常にちゃんと見守ることと、小さな変化も見逃さないようにしてください。傷は悪化しないように放置せず、病気の可能性があれば動物病院へ連れて行くのがベストです。
また太ったら大好きなおやつやご飯が減らされるかもしれませんが、わんちゃんにとっては体重の増減も注意が必要です。たとえねだられても心を鬼にしましょう。
愛犬の具合がよくないときは心配ですが、まずは落ち着いてくださいね。ワンちゃんも不安でいっぱいです。
たまには旅行にも連れてって。
愛犬にとって飼い主さんと過ごす時間はとっても大切。できることならいつもそばに寄り添っていたいのです。
たまには休日の思い出作りにキャンプに行ったり、遠出もできたら理想的。最近はドックランやワンちゃんのアスレチック施設なども沢山ありますよね。
場所によっては近場にはなかったり車での遠出は難しいかもしれませんが、愛犬のためになにかしら計画を立ててみたり記念日をつくったりしても楽しいです。
旅行じゃなくても、ちょっといつもと違った景色も見せてあげましょう。
いつもより遠回りのお散歩コースや違ったお友達に合わせてみたり、いろいろな経験をさせて社会性を学ばせることもワンちゃんにとっては大切なことなのです。
ふたりが初めて出逢ったあの日を思い出してね。
昔ほど元気がなくなった愛犬を見て「最近構ってくれないな…」「前みたいに元気に走り回る姿が見たい」と寂しい気持ちになることもあるでしょう。
他の若いワンちゃんをみて微笑ましい気持ちになったり、ワガママやイタズラばかリでお互いすれ違いばかりの日々が逆に懐かしくなったり。
それはワンちゃんも同じです。本当は昔みたいにボールを追いかけたり沢山走り回りたいのです。飼い主さんの期待にもっともっと応えたいのです。
そしてどうかどうか、老犬や病気を患ってしまったワンちゃんを手放したりしないでください。新しい子に目移りしないでください。
すべての飼い主さんに必ずあったであろう愛犬と出会ったあの日。どんな思いでワンちゃんを見つめていましたか?
ドキドキ、わくわく、楽しい日々を思い描いていましたよね?あなたの愛犬もきっとそうですよ!飼い主さんの気持ちが変わってもワンちゃんは歳をとってもずっと愛情を忘れません。
いま手がかかって大変だという飼い主さんも、ワンちゃんが老いるのはあっという間です。初心を忘れずに一緒に過ごせる1日1日を大切に過ごしてくださいね。
ギュッと強く抱きしめて!
何もなくても抱きしめてあげてください。ワンちゃんは注いだ分の愛情をしっかりと受け止めてくれます。
いつの間にか飼い主さんと一心同体のようになり、落ち込んでいるときや体調がすぐれないときはワンちゃんも元気がなくなります。
そっと寄り添ってくれたり涙をぬぐってくれることも。おもちゃを持ってくるときは「自分が遊んでほしいだけでは?」と疑わないでください。
とにかく抱きしめてください。冬は暖かいです。←
広い心と深い愛で全部受け止めて。
ワンちゃんを飼うのはとっても大変なことです。上手く向き合えず悩むことも当然あります。
掲示板などで飼い主さんの相談を目にしますが、愛犬家の皆さんは結構辛口な方も。「飼い主なんだから責任もて!」と言われていも、頭ではわかっているけど上手くいかないことだってあるのです。
ワンちゃんはあなたにとって親友であり兄弟、子供、家族。
「この子はまだ子供だから。」「この子は反抗期なのね!」と割り切って、人間と同じようにとことん向き合ってあげてください。真剣に向き合っていくことで少しずつでも必ず理解してくれます。
諦めてしまったらワンちゃんの心も閉じてしまいます。ワンちゃんには今目の前の飼い主さんしかいないのです。全てを受け止めてあげてください。
「ずっと大切にしてね!」これに尽きます。
まとめ
いかがでしたか?普段なにげなく耳にする歌詞から愛犬の気持ちがわかるなんて素敵ですよね。
思わず愛犬のことをギュッと抱きしめたくなった飼い主さんも多いのではないでしょうか?悪戦苦闘しながら過ごす日々の中にも、沢山の思い出や愛情が詰まっていることを実感できたかもしれません。
保健所へ収容されるワンちゃんが後を絶たず、命が奪われている中で沢山の方が支援をしても追いつかない現状。根本的なことを考えると私たち飼い主がもっと考えを改める必要があります。
人間より遥かに短い寿命の中で健気に生きている愛犬。幸せな一生を送らせてあげたいですし、もちろん自分もストレスなく愛犬と楽しく暮らしたいものですね。
たくさんの愛情を持って愛犬と暮らしている飼い主さんたちを本当に誇りに思います。是非これからも愛犬の思いを受け止めてあげてください。