以前私はプライドが高い人間だとお話ししたことがありました。実はおまけに“気が強く神経質”なのも悩みどころ…。
しかもツンデレとかじゃなく、ガチで融通がきかない系のやつです。
「とことんダメなやつだなー」と皆さん呆れているかもしれませんが、そんな気の強い女子は世の中に沢山いるんじゃないですか?うん、絶対いるよ!
そこで今回は実際に自分が気が強いと思ったエピソードや、恥ずかしながらその影響で被った社内トラブルについて教えちゃいます!
「あるある!」とか、「くだらないね~」って感じで広い心でお読みください。
自分は気が強いと思うエピソード
言いたいことがあれば家族や友達はもちろん、上司であろうが後輩であろうが物申してしまう。当然周りからは気が強いとか、意地が悪いとか可愛げのないやつと思われますよね。
そんなエピソードをほんの一部ですがご紹介しましょう——。
①陰キャがハブられハブり返した話
極度の人見知りということもあり、子供の頃から団体行動が苦手な私。学生時代は陰キャで目立つタイプではありませんでしたが、内に秘めた気の強さは時々露呈してしまいます。
例えば女子って一箇所に固まってトイレとかもいちいち連なっていきますよね。そしてその中にいる友達ですら急に仲間はずれにするという悪しき習性があります。
言ってしまえば明日は我が身なんですが、私はどうしてもそれに賛同できませんでした。
決して正義を気取っているわけでもなく、そもそも誰かに誘導されたり支配されるのが絶対無理だったんですね。むしろ「私が仕切りたい!」とは陰キャの私が言えるわけはないのですがww
そもそも人見知りだから合う人合わない人がハッキリしているし、自分が話したり一緒にいる相手は自分で決めたいのです。
個人プレイで案の定ハブられる
そもそも陰キャなのによく友達いたなという話ですが。
おそらくベラベラ余計なことを喋らなかったので、たまに口をひらけばその言葉に重みがあるかのように取られたり、腹黒のくせに周りからは信用されるタイプではありました。
なぜかギャルとかヤンキーと友達だったな(なぜ?)
話を戻すと悪しき習性に賛同する気のない私の中学生時代は、ハブられている子とも普通に会話をし一緒に帰ったりもしていました。
ですが同情しているとか積極的に話しかけているとかではなく、話したいときに話してたまたまいたから一緒に帰ろうと誘う感じです。
一緒に戦うとかそんな優しいやつではないのが残念ですね。←
そうしているうちに「何であの娘と話してるの?」と言われだします。よくあるやつです。ここぞとばかりに相手の悪口を言って説得してきます。
本当に面倒なのでその言葉にも耳をかさずにいると、ある朝からクラスメイトに挨拶をしても返答はなく(あっ、そうゆうことね。)と私がハブられた瞬間です。
仲は良かったけど嫌なものは嫌
私をハブった女子クラスメイトら(絶対に友達とは言わない)とは元々仲が良くて、単純に一緒にいて楽しいと感じていましたし友人として認識もしていました。
しかし彼女たちのなんでも共感を求めたり強制的な行動支配にはうんざりでした。結局最後まで和解はできず、どうにか歩み寄ろうと努力すらしませんでした。
クラスには居場所のなかった私ですが、部活の友達や地元の友達が他クラスにいたこともあり、遊びに行くうちに友達が増えます。(ありがたい!)
その期間は半年くらいだったのですが、クラス内での日常は不快感満載で終わりを迎えました。
仲良かったとはいえ相手はヤンキーとかですから、血も涙もない奴らです。普通になにされるか怖いのです。今思うと従ってやり過ごすことだってできたはず。
気の強さを発揮する相手を間違えている。
反撃開始!問答無用でシャットアウト
学年が上がるとクラス替えになり、私をハブっていた女子の一人が同じクラスになります。
私にはすでに他の友達がいたのでもちろん一緒にはいません。しかし彼女は当たり前のように話しかけてくるし、着いてくる。良いご身分です。
私がハブられていたことは周りもわかっているので、彼女と仲良くする人もおらず。
そうゆうときに冷たくすると心が痛むとか言いますが、私は問答無用でフルシカト。やり返したらダメなんですか?私は悔しすぎで無理でした。
「なに無かったことにしてんだよ」と、今まで傷つけた分お前も痛みを知れということで。絶対に許さない私も私で本当に意地悪だなとも思いますが…。
結局それは卒業まで続き、私は仕返しされたりすることもなかったのでラッキーでしたが、絶対にオススメはしません。たまたま生かされただけです!
②理不尽すぎる先輩にブチギレた話
続いては社会人になってからの話。私はとある企業の社員だったのですが、ある日人手が足りずに店舗へのヘルプを頼まれました。
そもそも担当の部署でもなく「なぜ私が?」という疑問もあるのですが、そこは助け合わなくてはと我慢します。ですがしょっちゅうなのでストレスは限界。
金庫にないって問題だろ?
通常開店前はレジ金が金庫に入っているのですが、これを受け取るために先輩社員(男性)の元へ行くと「金庫にはないからレジに入ってんじゃないー?」と危機感のない一言。
※金庫は責任者である一部社員しか開けることができません。
その時点で問題だろって感じですが金庫にないのであれば当然レジに入っているものだと思い、確認せずにそのまま自分の仕事をしてしまいます。
確認不足は反省してます。
そのまま私がヘルプとして居た時間は購入者もいなかったため、レジを開くことなく次のスタッフへと交代。
レジ金がない!からのブチギレ
しかし私がやっと自分の部署へと戻れると、店舗でレジを開けたスタッフが中身が空っぽだと訴えてきました。
そこで先輩社員は私にブチギレ。「どこやったのレジ金!」「確認しなかったの?」と責め立てます。
そこで私はもちろん確認不足を謝りましたが、疑われる筋合いはないのです!
そもそも金庫になかったんだからお前の責任だろ。
もともとその先輩社員の下についているスタッフに欠勤が多いため、関係のない私がヘルプに出されアルバイトの仕事をやらされていました。
しかも接客の傍ら自らの仕事に集中できるわけもなく、結局残業か持ち帰り。
仕舞いには先輩からトドメの一言。「(金庫にない=レジ確認しての意)意味わかんなかった?」と、頭悪い的な言い回しをされた私は爆発します。
——レジになかったのなら金庫にあるのが当然で、金庫にない時点で責任者のあなたがもっと慌てて確認すべきでしたよね?
自分の担当部署の仕事を部署内で補えず、適当な確認をして悠々自適に自分の仕事だけをしていた先輩社員。自分にも非がありながらも無責任な態度に怒りが収まりません。
だいたい私はエンジニアで専門職だったので私にしかできない仕事が沢山あります。次の日に回せない仕事も多くヘルプなんてする余裕はありませんでした。
そういったことで普段からイライラしていた分、一気に火がつきました。
私はキレると無になる習性があるので終始冷静に怒りをぶつけ、先輩は頭ごなしに怒鳴り続けます。
冷静に話してくれればまだ良かったのですが、ムカつきすぎた私もだんだんと言葉遣いが荒くなりヒートアップ。周囲にいたスタッフもビビりまくり誰も止めに入らず。
その後話が平行線で途中から嫌になった私は、まくし立てる先輩を背に自分の仕事を再開。
終始シカトし続けました。(得意技)
結局レジ金は金庫にあった
その後痺れを切らした同僚が「本当に金庫にないんですか?」と動き出します。そしてレジ金は普通に金庫にあったという結末です。
先輩社員からの謝罪の言葉は一切ありませんでした。
最初からしっかり確認しとけばよかった話!(私も)
確認不足は本当に反省しましたが散々怒鳴られて「ごめんなさい」の一言もないなんて。もちろん彼とは犬猿の仲ですww
この先輩は元々自分が正しいアピールが激しい方で、今思うとある意味プライドの高い私とは似たもの同士だったわけですね。それがぶつかってしまった。
小さい会社ですから上の方にも噂が広まり「まぁまぁ」となだめられましたが今だにムカつく!
しかし下手したらクビになりかねないことです。私よりも立場が上の方ですしなにより女子社員は私含め二人だけで、社内は完全な男社会。
他の上司とも繋がっていますからやりづらくなるのは目に見えていますし、もう一人の女性社員の立場も考えていないヤバい奴です完全に狂ってます。
こんな感じで先輩だろうが腹が立てば迷わず噛みつく私です。よくないわー。
③目上の人の勘違いにも容赦ない話
これはとある仕事関係のイベントに参加した時のことです。定期的に開催されているイベントで、沢山の参加者がいる中でプレゼンをしました。
そこにはいろいろな企業のお偉いさん方も来ていたため意見交換やお話しをする機会もあり、その中の一人の社長さんとのやりとりが発端でした。
その方は私のプレゼン後の質疑応答のときに「以前お話したことありますよね?」と一言。
なんでここでそんなこと聞くんだろうとは思いましたが、私は初対面だったのでもちろん「いいえ、はじめましてです。」と正直に答えました。
もう少し上手い否定の仕方ないんかww
すると「いやいや!」みたいな面倒なやりとりが始まります。
定期的に開催されているイベントですしこの方を存じ上げてもいましたが、私は初参加だったので本当にお会いしたことはなかったのです。
周りもその方の手前、私が忘れているのでは?という疑いの目。
ひたすら「いやいや話したじゃん!」「いいえ」の押し問答。かなりしつこい方でこれにイラっとした私は真顔で「お話したことはありません!」とピシャリ。
その場を凍りつかせましたとさ!←
人見知りなのでただでさえプレゼンで注目されて嫌なのに、大勢の前でその無駄なやりとりが延々繰り広げられるのは耐えられませんでした。
その後本当はもう少しお話ししたい方とかもいたのですがそそくさと逃げ帰り、結局ただの勘違いだったのかなんなのか真相はわからず仕舞い…。
それからそのコミュニティにも顔を出しづらくなり、なんのために行ったのやら。
今思えば先輩や上司には可愛がられた方が得ですし、困った時でもうまい対処の仕方って必ずあると思うんです。口ごたえしすぎると敵を増やすだけ。
可愛げなさすぎてチャンスも失ってるな。
我が道を行くので組織の和を乱す
果たして気が強いと一言にまとめていいものか疑問ではありますが、ここまででいかに私が無駄に気の強さを発揮してきたかおわかりいただけたと思います。
先輩の意見にもあーだこーだ言ってしまい、自分の口を押さえたくなるほど余計なことを言ってしまうのです。
上司のメンツを潰し後輩が調子に乗る
もちろん職場では嫌われていましたが、しかしこれが立場が上の男性社員らだけ。後輩社員やアルバイトの子達からの人気はうなぎのぼりに。
とは言え嫌われ上司に食ってかかる私を見て、スカッとしてるだけでは?とこれまた可愛げのない私。しかしおそらく間違ってはいないと思います。
みんなストレスは貯めたくないが自分の立場は守りたいし、要は嫌われ役が必要なのです。ですがこうして私が上を攻撃してメンツを潰してしまうことで、下が調子にノリ出してしまいます。
私はみんなのためにやり合っているわけではないので、後輩や下のスタッフには上司に対して嫌な印象を与えるべきではないですし、後輩の前ではある程度花を持たせるべきだったと思います。
一緒に仕事がしづらくなる
こんなやつは当然面倒だし煙たがられるので、一緒に仕事がしづらくなります。会話もなくなりミーティングでもギクシャクし、これでは会社のために力を合わせていくことが難しくなります。
ある程度キャリアも積んでいた私は完全に扱いづらいババア!
このご時世ですが未だに男性社員の方が圧倒的な地位を築いていた職場では、男性社員と良い関係を築くことは必要不可欠。
組織内では一緒に仕事をするわけですか“周りへの配慮も大切”ですし、なにより先輩のプライドをズタズタにするのは良くないですね。
社内に悪口をいう人が増える
私が男性社員らにズバズバ物申した結果、本音を隠しながらも一生懸命働いていた後輩社員やアルバイトの子達は堂々と悪口や愚痴を言うように…。
これは完全に私が火種で、地道に働いていた人たちに「我慢はしなくて良いんだ!」というような考えを植え付けてしまいました。
社内のパワーバランスが崩れ可笑しな方向に進んだところで、私はドロップアウトします。(放り投げます)
他にも抱えていた仕事量の多さや双極性障害を抱えていたりと原因はいろいろあったのですが、ここではずっと働き続けることが出来ないなと思った切っ掛けの一つです。
何とも無責任な話…。
まとめ:結果、気が強いことが仇になり反省することが多かった
社会人としていい歳して情けない話ですが、組織の和を乱すなんてとんでもない奴です。
会社には会社のルールがありますし、すぐに反抗して思ったことを口にしては場の雰囲気も悪くなり、気分を害する人が少なからずいます。
傷付けてしまった人も沢山いるだろうな。
何度も「またやっちまった…」とことが済んでから後悔してきました。誰かを助けるための気の強さならまだしも、傷付けたら意味がないのです。
こんなふうに気が強いエピソードなんて星の数ほどありますが、書いていて気が強い以前に自己中だなと思いました。
個人的には後から反省する事が多く、気が強くて良かったことはほぼありません。皆さんはどうですか?