メンタル

【実体験】怖くて不安な初めての精神科・心療内科~まずは一歩踏み出そう!

皆さんは、精神科・心療内科に行ったことありますか?

気分が優れないしとっても辛い……

でも精神科って「不安だし怖いし行きにくいなぁ…」なんて思っている人は多いと思います。

私も同じです。その結果、自分の心の声を無視して長い間放置してしまいました。

今回は同じ境遇の皆さんに私が実際に病院へ足を運ぶまで、そして実際に行ってみてどうだったかをお話ししたいと思います。

現在とても苦しんでいるのに行くのを迷っている方の不安を少しでも解消できればと思います。

精神科・心療内科へ行くまでに時間がかかる理由

私は過去に、双極性障害という精神疾患で心療内科へ通院していました。

双極性障害とはいわゆる躁うつと言われるもので、鬱状態と躁状態が交互に現れる気分障害。気分が上ったり下がったりを繰り返す病気です。

ですが実際に足を運ぶまで数年かかってしまいました。

皆さんにも思い当たる理由があるのではないでしょうか?

【実体験】私が経験した双極性障害の症状とその向き合い方! 皆さんは、双極性障害ってご存知ですか? いわゆる「躁うつ」と言われる精神疾患で、私は27歳の時にこの病気と診断されました。31歳...

精神科というだけで抵抗感がある

精神科や心療内科と聞くだけで何だか抵抗があるものです。実際にどんな場所なのかどんな治療をするのかもわからないし不安だと思います。

しかし「病院へ行きたい」という選択肢が浮かぶのは、自分の限界を感じているからではないでしょうか?

私自身そのような偏見があり頭では【病院】という文字がチラつくものの足を運ぶことができませんでした。「もう無理かもしれない…」という自分の限界を感じ、藁にもすがりたい気持ちでやっと決断したのです。

私の場合は実際に行くまではとても不安でしたが、想像していた重々しい雰囲気は全く感じませんでした。

※あくまで私の行った病院の場合です。

精神疾患と認めたくない自分がいる

いざ精神科へ赴き「鬱病です」「双極性障害です」と診断されたときにそれを受け止められるだろうか。

(精神疾患であることを認めたくない…)(レッテルを貼られるようで辛い…)

その気持ちはよーーーくわかります。。しかし……こればっかりは避けて通れません。

しかしあなたの抱えている底知れぬ苦しみに理由があり名前があるのなら、それに対する治療方法も見えてくるのです。

厳しい現実と向き合うことになるかもしれませんが、それは自分が救われるための第一歩でもあるんです。

私はこの症状にちゃんとした病名が付くのだと知れただけでとても安心したのを覚えています。

「こんなにスッキリできるのなら、もっと早く行けばよかった!」と意地を張っていたことを後悔したほどです。

自分は甘えているのではないか?

そもそも辛いのは誰にでもあることで、社会人になれば尚更です。

(自分は怠けているのではないか…?)(目の前の現実から逃げているのではないか…?)

と悩んでは落ち込んで自問自答を繰り返します。

私の場合は持ち前のプライドの高さもあり、平静を装い誰にも相談することが出来ませんでした。

ですが心の強さは人それぞれで、強い人もいれば弱い人もいます。あなたの努力が足りないとか必ずしもそんなことはないのです。

どれだけ頑張ってきたかは自分自身が一番わかっているはず。この手の方は自己評価が低い人がほとんどですが、ひとつひとつ思い返してみてください。

『周りから評価されなかった』『自分に自信が付かなかった』といったことで努力したことが0になるわけではありません。

すでにボロボロの自分に鞭を打ち、甘やかすまいとしても何の解決にもなりません。逆に症状が悪化してしまいますので注意しましょう。

私はこの病気になって昔はメンタルが弱い人に対して思いやりがなかったなと反省しています。弱音を吐くからと言って決して甘えているとは限りませんよね。

今では気持ちにも余裕が生まれ、職場などで(あの人もしかしたら精神的な病を抱えているのかも…)というのが何となくわかるんです。自分のことで精一杯だった私が周りにも目を配れるようになりました。

【実体験】プライドが高い女の結末とは!?ダメな自分も認め自尊心に変えてあげよう! 皆さんは、プライドって持っていますか? 「あいつはプライド高くて付き合いきれない!」や、逆に「あの人にはもう少しプライドを持って...

躁状態が邪魔をして行きたくても行けない

毎日辛くて(病院に行きたい……行ったら楽になれるかも……)。そう思いながらも私は「修行が足りない!」と自分に鞭打って仕事を掛け持ちし始めたりと暴走します。

実はこの行動は私が抱えていた双極性障害の【躁状態】が原因。「頑張ろう!」と突然力がみなぎりハイになってしまうんですね。完全無敵状態で何でも乗り越えられる気がするんです。

しかし、この躁状態の後には思いっきり鬱がくるのでめちゃくちゃ辛いのです。文章では中々伝わらないんですが、こればっかりは経験した人にしかわからないですね…

それでもまた躁状態になることを知った私は波に乗り続けます。

その結果、一ヶ月で約10kgの激ヤセです。

急激に体重が減ったことで体調も精神バランスも益々悪化し、生まれて初めて【死】というものがめちゃくちゃ近く感じた瞬間でした。



初めての精神科・心療内科へ

症状が最悪になると今までは「死にたい……」「消えたい」だったのが、「明日死ぬかもしれない……」という恐怖に変わっていきました。

内側から溢れてくるのは絞り出すような(本当はもっと生きたい……)という感情です。私はようやくこのタイミングで行動を起こします。

病院の情報収集

「どこでもいいから今すぐにでも行きたい!」と思いつつも、口コミサイトを見ると評判が良くなかったりとやはり不安もありました。

カウンセリングをしてくれる先生もプロとは言え人間ですので、性格的に合わないという事もありえなくはないですからね。

後から聞いた話だと、先生と喧嘩して通院しなくなる人は多いそう。デリケートな問題を抱えている患者さんが主なので、感情的になることも度々あるんだそうです。

私も四の五の言ってられない状況だったのでそんなに時間はかけられませんでしたが、最低基準としてホームページがあるかどうか。これにより以下の部分をチェックします。

  1. 病院の様子や雰囲気が分かる写真
  2. どのような症状の患者さんが多いのか?
  3. 診察の内容などがしっかりと書かれているか?
  4. 先生の紹介(できれば写真付き)
  5. アクセスしやすいか連絡先など

先生の写真は客観的に見て【優しそう】とか【温厚そう】だとか、実際にどうかというのは別として対面する前にそういうのが確認できると安心感がありますよね。

精神疾患は長引くことも多いため、病院とは長い付き合いになります。自分にあった病院を焦らずじっくりと決めましょう。

電話で予約

いざ「ここに決めた!」と思っても当日に行ってすぐに診察はできません。精神科や心療内科は基本めちゃめちゃ混みます。

人気云々もあるでしょうが、私が通っていたところも中々予約が取れませんでした。(他の病院へ行った方もいつも混んでいるという話をしていました。)

いかに心に病気を抱えた方が多いか実感しますね……。

少しでも空いているところに予約をしないと1ヶ月待ちもざらなので、一日でも早く行くためにはいつでも入れるようにスケジュール調整が必要です。

私はもはや「いつなら空いていますか?」という感じで直近で空いている隙間に入れてもらいました。

ちなみにこの電話で看護師さんから軽いカウンセリングを受けましたので、自分の症状をしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

受診当日

受診当日。緊張で予約時間の30分くらい前に行きました。早いですね(笑)

院内の印象はというと、白で統一された清潔感のある待合室で癒しの音楽が流れていました。患者さんも結構いて、このあと普通に出勤するであろう会社員のような方や若い方も多くいました。

普通に暮らしていたら全く分からない、心の病を抱えている方々がこんなにいるんだと感慨深いものがあります。

入ってすぐ受付で問診票を受け取り、必要事項の記入やら血圧の測定やらとなり自分の順番を待ちます。

そしてついに自分の名前が呼ばれ先生と対面すると、こんな穏やかな人に会ったことがないというくらい優しい先生でした。

カウンセリングでは先生と色々なことを話します。うまく説明が出来ないという方は予めメモを用意していくことや、ご両親あるいはパートナーなど誰か信頼できる方に付き添ってもらうこともオススメです。

こんな症状があるとか辛かったこととか、直接の因果関係は分からなくても気になることは全て話してしまいましょう。間違いなく号泣です(でした)。

今までの苦しみが救われた瞬間、この上ない安心感で胸がいっぱいでした。

こうして私は自分が【双極性障害】だと診断され、投薬治療と2週間に一回の通院が始まります。
※通院の間隔は症状を見て、安定しているときは月1回でした。

精神疾患は明確に数値として現れる他の病気とは違い、専門医によるカウンセリングを繰り返し判断していきます。

その人の症状に合わせてその人にあった治療をおこなうため、同じ病であっても治療方法や処方される薬の種類なども違います。

まとめ

いかかでしたか?長い道のりでしたよね。「くだらないこと考えないでさっさと行けよ!」と促したくなるほどです。

辛いのを我慢して乗り越えて強くなる、これも立派なことですが病気になったら意味ないです。

本当に辛いときは勇気を出してまずは一歩踏み出してみませんか?前向きに考えてみてくださいね!

記事の内容は個人的な主観を含む場合がありますので、全ての方に当てはまるものでは無い事をご理解ください。また情報は掲載当初のものであり内容に誤りがある場合があります。