メンタル

【実体験】私が経験した双極性障害の症状とその向き合い方!

皆さんは、双極性障害ってご存知ですか?

いわゆる「躁うつ」と言われる精神疾患で、私は27歳の時にこの病気と診断されました。31歳の今は症状も落ち着いて、上手く付き合えていると思います。

実はこの双極性障害は、周りからは中々気づかれにくい難しい病気なんです。時には思わぬ行動に出て暴走しがちになることも…。

「もしかしたら…」と思いながらも「やっぱり違うかも…」と判断がとても難しいので悩んでいる方も多いと思います。

そこで今回は私が実際に経験した、双極性障害についてお話ししたいと思います。

双極性障害ってどんな病気?

双極性障害とは、憂鬱で気分が落ち込む鬱状態と、気分が高揚し活動的になる躁状態が交互に現れる気分障害です。遺伝要因が80%と、遺伝傾向が強い病気です。

さらに以下二つに分けられます。

  • 「双極I型障害」:うつ状態に加え、激しい躁状態が起こる
  • 「双極II型障害」:うつ状態に加え、軽躁状態が起こる

私はうつ状態に加え、軽躁状態が起こる「双極II型障害」でした。はっきりとこれが双極性障害の症状であるとは言い切れませんが、当時を思い返して症状をまとめてみました。

基本は鬱と軽躁が交互に現れる

最初は気分が落ち込みがちの日が圧倒的に多かったと思います。

(死にたい…)や(消えたい…)といったマイナス思考はもちろん、悲しくもないのに涙が出たり、理由がないのに辛くて苦しくて絶望的な気分が続きます。

ところが数週間すると急に目の前がパッと開けたように、気分が高揚し活発に行動するようになるのです。

症状が入れ替わる時期は人それぞれですが、基本はこのような鬱と躁を繰り返していきました。

見落としがちな躁状態

私は最初、鬱状態が辛すぎて「自分は“うつ病”なのでは…?」と思い込んでしまいました。

躁うつの方は全く考えていなかったんです。

ですが前述のように急に元気になるので、自分でも「あれ?大丈夫なのかな?」と勘違いしてしまうんですよね。

躁状態のときは完全無敵状態で強気なので、そうなると自分は甘えてるだけで、辛いのは今だけだと自己解決してしまいます。

これがマイナスの症状とは思ってもみませんでした。

私はII型で軽躁ということもあり、周囲からも「なんかいつもより元気だな~」くらいにしか思われていなかったようです。

双極I型障害の場合はあきらかに【目に余る高揚状態】があったりと、周囲からも比較的気づかれやすいようです。

躁状態の波に乗ってしまい暴走

実はこの病気は、気分が高揚する躁状態がとっても厄介なんです。

鬱に注目しがちだった私は、その後に必ず来る『躁状態が楽しみ』で仕方なくなります。

私が躁状態のときはこんな感じ。

  • 仕事がめちゃくちゃ捗る!
  • 夜寝なくても全然平気!
  • 人見知りなのにめちゃくちゃ喋る!
  • インドア派の私が外出しまくる!
  • 滅多に会わない友人に連絡!
  • なんの根拠もないが自身に満ち溢れる!
  • お金がないのにネットで買い物しまくる!

など…

鬱状態のときは何も手付かずの分、躁状態で活発に動けるのが嬉しくて待ち遠しい…

気付けば「鬱が来てもしばらく我慢すれば良いことがある!」と波乗り状態です!←

気分が上れば上がるほど鬱状態が重くなる

しかしこの躁状態には裏があります!

それは……、

躁状態のときに羽目を外しすぎるほど、その反動で鬱状態が悪化!

それは終了のお知らせともいうべきで、朝目覚めた瞬間から絶望がはじまります。

仕事を休むことなんてなかった私が出勤できなくなり、布団から起き上がる事すら困難になります。

何一つ希望を持てなくなり、鬱状態の私の心は「無」になりました。

一定期間ごとの気分の波+日内変動

さらに症状がかなり悪化してから『日内変動』というものを実感するようになりました。

双極性障害は数週間から数日の間に気分が変化することが多いですが、それに伴って1日の中で鬱と躁の波が現れる日内変動というものが存在します。

例えば私の場合、

  1. 朝:絶望的な気分で目覚める
  2. 午前中:気分が落ち込み行動が鈍る
  3. 昼過ぎ:徐々に元気になる
  4. 夕方~夜:活動的になる

この無限ループになります。

なので朝から始まる仕事はまともに出来る状態ではなく、そうなると夜に活発に活動をするわけです。寝る時間が削られますね。

最終的には徹夜に慣れてしまったのか、今度は寝たくても眠れなくなりました。



双極性障害とどう向き合っていくか?

このような症状の現れで、辛く苦しい毎日を送っている方は沢山いると思います。

【双極性障害は再発率が高い病気】と言われており、私の場合は【90%以上が再発する】と教えられました。

「もう大丈夫かも!」と思っても再び再発することが多いので、治療は長い目で見ていかなければなりません。

私は今なんとかこの病気と向き合い生活をしていますが、どのように向き合うことが正解なのかはハッキリ言ってわかりません。

必要最低限、心掛けていくべきことを参考までにご紹介したいと思います。

気分を一定に保つ

まず、どうにかしなければいけないのが気分の波。

特に気分を高揚させる躁状態に覚醒してしまわないように、気分を一定に保つことが大切です。

活発に活動しすぎて頑張りすぎないように気を付けましょう。

「折角楽しいのに何で?!」と疑問に思う方もいるかもしれません。

何故なら躁状態を楽しみにしていた頃の私なら、きっとそう思っていたから。そういった指摘があったら逆らってしまう人もいるかもしれません。

双極性障害のことを知り理解する

精神科あるいは心療内科へ行って、自分の病名を知りましょう。

これによってもしかしたら、思っていた病名と違う場合だってありますからね!

私は鬱病だと思っていたので、時々元気になるという部分にずっと引っかかっていました。主治医の先生に「双極性障害です」といわれたとき、めちゃくちゃしっくりきたのを覚えています。

それからは病気のことを自分なりにも調べて、カウンセリングを受けながら投薬治療の日々です。ちゃんとした原因が判明して安心感もありスッキリしました。

再発率も高く完治というのが難しい病気とわかり、今は一生付き合っていくつもりで向き合っています。

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双極性障害でも幸せになろう!

よく「生きるのに理由なんてない!」って耳にしませんか?一般的にはそれを深く考える人は少ないと思います。

病気になって苦しみ初めて疑問に思うのです。

(私には理由が必要なのに!)と、なんて勝手な見解なんだと嫌な気持ちになったり…

私はこの病気で苦しんでから、常に【生きる理由】を探してきました。

生きるのに明確な理由が無ければ、生きる必要性がないと感じていたからです。

(なんでも良いから理由がほしい…)その理由付けによって安心できるなら、それでいいと思うんです。

今でもその名残?が残っていて、どんなに小さなことでも目標にして「それを達成するために私は生きているんだ!」っと自分を奮い立たせています。

目標達成で得られる達成感ややりがいが、私にとっての幸せに繋がっているのです。

この病が壁になってあと一歩が踏み出せないことも、人よりも出来ないと感じることもあるでしょう。

だからって幸せになれないわけではありません!

双極性障害である自分をしっかりと受け止め、前向きに過ごしていきましょう。

まとめ

双極性障害について、なんとなくご理解いただけたでしょうか?

双極性障害によるあらゆる弊害が、人の感情を操り日常を絶望に変えてしまいます。

思い当たる部分がある方は辛いときは誰かに相談したり、病院に行くのも良いと思います。溜め込まずに早めに行動しましょう。

今の自分と上手く向き合い、これからの人生を明るい物にしていきましょうね!

私も頑張ります!

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